埋葬の種類(遺骨の処理方法)

樹木葬(じゅもくそう)

墓石の代わりに樹木をシンボルにする


樹木葬とは新しいお墓のスタイルで、墓石ではなく樹木や草花を墓標にします。
墓石を買わない、お墓の後継者も要らない、自然の中のお墓が人気の理由です。

宗教にしばられず永代供養で承継もいらないお墓のため、「自然に還りたい」「死んでまでしがらみに縛られたくない」「義実家の墓に入りたくない」という方に支持されています。

樹木葬の種類とメリット・デメリット

樹木葬は形態上都市部からは離れた場所に多いため、交通アクセスが悪い場合もありますし、冬になると雪の影響でお墓参りができないこともあります。
またどのような樹木葬を選択するにせよ樹木が枯れるリスクはありますので、枯れた場合の対応など契約する前にしっかりと確認しましょう。

里山型


人里離れた山などにある広大な敷地の山林というような、自然の中に埋葬する樹木葬です。
山一帯を墓地としており、一見してお墓がどこにあるのか分からないほど、自然と一体になった形態が特徴です。

公園・庭園型


公園や庭園のように整地されたスペースに植えられた樹木の下に、一人または複数の遺骨を埋葬します。

埋葬方法の種類とメリット・デメリット

里山型でも公園・庭園型でも、それぞれ個別に埋める方法と他の遺骨と一緒に埋める方法があります。

合同型(合祀型)


シンボルツリーの周囲に、(一人分や人家族分ではなく)数多くの知らない人と一緒に埋葬される方法です。
骨壺から遺骨を出して埋葬するため他の人と遺骨が混ざってしまいますが、スペースを必要としない分安価に抑えられます。
知らない他人といっても「墓石は必要ない、自然を愛する」といった考えを同じくする同志と言えますので、気にならない方もいるでしょう。

合祀型樹木葬の費用:約5万円~20万円
※別途年間管理費が不要のことも多い

集合型


大きなシンボルツリーの周りに遺骨を埋葬します。
合祀型との違いは、それぞれの遺骨を埋葬する区画を分けていることです。シンボルツリーは共有しますが、他の遺骨と混ざることはありません。
ただし「自然に還れると思っていたのに、遺骨を出して埋める方法ではなく、骨壺ごと埋める埋葬方法だった」というようなこともあります。
寺院や霊園によって方針が違いますので、よく確認しておきましょう。
また三十三回忌や五十回忌などの弔い上げの後は合祀されることが一般的なため、合祀後に遺骨を取り出すことはできません。

集合型樹木葬の費用:約15万円~60万円
※別途年間管理費が数千円~2万円程かかることが多い

個別型


それぞれ個別に区分けされた場所に、一人分または夫婦、家族だけで埋葬します。
一つの区画に一本の樹木が植えられますが、個別型の場合でも三十三回忌や五十回忌などの弔い上げの後は合祀されることが一般的です。
合祀後は遺骨を取り出すことができなくなるため、お墓を引っ越そうと思ってもできなくなります。

個別型樹木葬の費用:約30万円~80万円
※別途年間管理費が数千円~2万円程かかる

樹木葬で使われる木の種類

合祀型・集合型の場合はあらかじめ墓地にあるシンボルツリーを使うことになります。
桜・ハナミズキ等が多く(たくさんの方にとって親しみある木であることが多く、決まった時期に花を咲かせるため年間法要に適しているため)、選ばれることが多いです。

個人型の場合はある程度自分の好みで樹木を選ぶことができますが、墓地によっては周囲との調和を考えてシンボルツリーが指定される場合があります。
また気候条件などその地域で育成できない樹木を選ぶことはできませんので、シンボルツリーに思い入れがある方は事前によく確認しておく必要があります。

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