埋葬の種類(遺骨の処理方法)

埋葬せずに手元供養する方法も

  • 自宅の庭に埋める(違法!)
  • 自宅に置いておく

手元供養(てもとくよう)とは、自宅供養(じたくくよう)ともいい、骨壺に入れた遺骨を仏壇やリビング等の自宅に安置して供養する方法です。
法律で禁止されているのは墓地以外の区域に埋葬する行為です。自宅の庭に埋めるのは違法ですが、自宅内に保管することは埋葬にあたりませんので、手元供養は法的にも問題ありません。
骨壺を安置するだけでなく、遺骨の一部を細かくしてアクセサリーに収め、身に着けることで供養する人も居ます。
散骨と違って遺骨が手元に残るので、後でお墓に舞同したいと思ったときに、お墓を建てるなどして埋葬することも可能です。

意外と多い遺骨の自宅保管

自宅保管されている遺骨は日本全国で200万体あるとも言われており、例えば遺品整理中に遺骨を発見する、といったことも珍しいことではありません。
(一財)日本消費者協会の調べでは、全国平均で約35%の人がお墓を持っていないと答えています。
墓石があるタイプのオーソドックスなお墓を建てる場合、およそ250万円程の費用がかかります(もちろん墓地の場所が都市部から近い所や、墓石をグレードの高い石にすればもっとかかります)。

お墓が用意できず、自宅に遺骨を保管せざるをえない人、実はたくさん居るんです!

自宅供養の方法や遺骨の置き場所


通常だと後飾り祭壇は四十九日をめどに処分され、遺骨はお墓に安置することになります。
ただお墓がない人の場合、そのまま供養場所として残しておくこともできます。
『来客があるので骨壺を出しておくのはちょっと…』という人は、自宅供養用に遺骨を収納できる仏壇も販売されており、全骨収納できるタイプもあります。
最近では仏間がない家も多いですので、一見して仏具と分からないようなモダンなデザインのコンパクトな骨壺や仏壇に少量の遺骨を分骨して、残りの遺骨は押し入れやクローゼットにしまっておくという家庭もあります。

遺骨の最終的な処分はどうする?

そろそろどこかに遺骨を納めたいけど、お墓を建てるのはお金が掛かりすぎて現実的じゃないし…

合葬墓での永代供養はいかがですか?価格も4万円~8万円ほどで、ご供養の一切をお任せすることができます。

他の人と合祀される形になりますが、追加費用なしで供養をお任せできる方法があります。
ゆうパックで霊園に遺骨を送る送骨(そうこつ)という方法で、ゆうパック取り扱い地域なら日本全国どこからでも送ることができ、納骨できます。
お参りに行きたいときは霊園を訪ねることもできますし、納骨後は霊園の方で合葬墓のお手入れやご供養も全て執り行ってもらえます。

送骨は現代に合わせたご供養のスタイル

送骨とは 送骨(そうこつ)とは、配送サービスで霊園に遺骨を送り、納骨して永代供養してもらうことを言います。 送骨はこんな方におすすめ お墓を買うお金がない お寺とのお付合いを辞めたい 跡継ぎがいないの ...

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